介護記録で悩まないために

介護士として働くなら介護記録の書き方について知っておくことをおすすめします。
なぜなら、介護記録の書き方に悩む介護士は少なくないからです。
また介護記録は介護士の残業理由としてもよく挙げられます。
効率よく介護記録を書くコツを知っていれば、残業時間も減らすことができるでしょう。

介護記録を書くときは、5W1Hが大切です。
5W1Hとは「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」という6つの要素をまとめたものになります。
これを意識することで起きた事象を具体的に表現でき、相手にも正確に伝わります。

5W1Hの他には、一文を短くするのもポイントです。
文が長すぎると複数の主語が入り混じりやすく、読みづらくなってしまいます。
一文の長さを60字以内にするだけでも、読みやすくなるでしょう。

効率よく介護記録を書くコツとしては、常にメモを持ち歩くことが挙げられます。
後からまとめて書こうとすると、他の仕事に追われているうちに書こうと思っていた内容を忘れてしまうことがあります。
そうなると何を書けばいいのか悩み、ただただ時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。
簡単にでも良いのでメモしておけば、それをもとに記憶を引っ張り出すことができます。

また同僚の介護記録を見せてもらうこともおすすめ。
そうすることで介護記録で使える言葉の種類や表現を広げることができます。
どう書いたらいいのかと悩む機会も減らせるでしょう。